DVを直すためにはどのような方法があるのかを紹介します。

DVの治療

■加害者のケアこそが、再発防止の鍵
DV問題は、被害者の身を守り、2人を離れた環境に置くこと(別居、離婚など)で解決するのではありません。加害者が更生し、お互いに一緒にいることを再度望むならそれができることが一番いい方法ですし、もし別々の道を歩むことになったとしても、加害者が別の相手に再度同じことを繰り返したり別の犯罪などを起こすことがないように、十分なケアを行う必要があります。現在、DV加害者に対してのケアについては、その必要性は認識されながらも、十分に手法が整えられていないのが現状です。また、様々な研究によって開発されている「更生プログラム」に関しても、目に見える確実な効果が認められないなど、悲観的な見解が少なくありません。しかしながら、加害者のケアと更生の必要性については疑う余地のないところなので、今後も研究が進んでいくことを祈るばかりです。

■現在も開発途上の「DV加害者更生プログラム」
内閣府男女共同参画課の管轄において、DV加害者更生プログラムの研究開発が進んでいます。また民間の研究機関を通しても、様々な見地から研究、臨床試験、開発が行われている途上です。現在開発されているものとしては、心理療法によるメンタルケア、セルフコントロール能力の向上などによって、暴力に対する否定的価値観を持たせたり、人や自分に対する尊厳の意味を理解させる更生手法があります。ボランティアへの参加なども推奨されています。また、アメリカでは、裁判所が更生プログラムを命令する制度があり、多くの加害者たちが強制的に50週間以上の更生プログラムを受けさせられますが、日本はこの強制に対しては批判的な見解もあり、現在では用いられていません。

記事へのコメント

殺される助けて
高田陽子 2010/05/14(金) 21:25:46

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